23卒オタク女の就活振り返り記録~就活解禁からの半年間
3月1日。就活解禁ですね。1年前の今日はマイナビが鯖落ちして爆笑していました。
私が1年前の今頃気になっていたのは
・就活ってだいたいいつ頃終わるものか
・オタ活はどこまで制限するべきなのか
・ピーク時はどれくらい忙しいのか
みたいなことでしたが、Twitterで情報発信しているアカウントってなんかすごそうな人ばかりで、一般的な就活生がどんな感じだったのかって意外と分からなかったんですよね。あとオタクはほぼおらん。
というわけで、誰かの役に立てばいいなと思って、ごく一般的な就活をしたと思われる(ただし終わるのはちょっと遅かった)私が、1年前の2022年3月1日~9月の就活記録を振り返ってみようと思います。このブログははるか昔に登録したまま放置していたものを引っ張り出してきました。
目次
簡単な自己紹介
・23卒女
・都内の私大。偏差値ではMARCHとニッコマの間くらい
・二次元の男性アイドルコンテンツ(複数)と声優(アー活してる)のオタク
・INFP
志望業界は専門商社と国際物流。内定先は専門商社総合職です。私のような人間が商社を目指すのは結構大変だったのですが、それはまた需要があれば書こうと思います。
ちなみに選考のスケジュールって業界によって全然違って、体感ですが商社は少し遅め、物流は平均的な気がします。周りで終活*1する人を見かけても、その人の志望業界は早いんだなーくらいに捉えておけば大丈夫。焦る必要はないです。
就活記録
3月1日まで
ぼんやりと就活について考え始めたのは2年生(2020年)の秋ごろでしたが、本格的に就活を始めたのは3年生の春から。夏ごろからワンデーを中心にインターンに参加し、いくつか早期選考も受け、無事に全落ちしました。
3月
3月1日解禁のスケジュールは形骸化しているという話はよく耳にしましたが、体感的には全然そんなことはなく。3月に入って状況は一気に変わりました。
3月1日にはマイページに登録していた企業やマイナビリクナビでプレエントリー予約していた企業から一斉にメールが届きました。
そこからは本当に忙しくて。3月は平均して週に説明会が4件(+各自視聴する録画形式のもの)、ESやWebテの締め切りが6つくらいのペースで入っていました。
一見少なそうですが、多いときには一日にESの締め切りが4つ重なっていたり、午前に対面・午後にWebの説明会の予定があったり、テストセンターに受けに行ったり、とにかく地獄でした。既に選考が始まっていた企業もあったので面接対策もしたり。正直3月が一番きつかったと思います。
オタ活に関しては上旬に一度コラボカフェに行ったのと、中旬に2daysのイベントがありました。1日だけ現地参戦しましたが、ESが終わらず徹夜して会場に向かい、帰ってきてからも半分寝ながらWebテを受けました。それくらい追い詰められてましたね。
ソシャゲのホワイトデーイベントも全然触れませんでした。
下旬になると多少は気持ちに余裕が出てきて、息抜きに友人とお花見に行ったり、テスセンの帰りに街を散策したりしていました。都内の就活生の多くは一度は御茶ノ水のテストセンターに行くと思うのですが、そこから神田明神や湯島天満宮を訪れて上野まで歩いたこともありました。
バイトをしている余裕はほとんどなく、3月は3回しか出勤していません。就活が終わるまでずっとこんな感じで、どうしても人が足りない日だけ入っていました。
4月
少し落ち着く…と思いきや、忙しさは3月とほとんど変わらず。変わったこととしては、ESをたくさん書いたことでよくある設問に対するテンプレができてきたことと、本格的に面接が始まったことです。面接に関しては大学のキャリアセンターで対策をしてもらっていました。
また、4月には初めての最終面接落ちを経験しました。まだまだ持ち駒はあるとはいえ、決して志望度が低くはなかったのでそれなりに落ち込みましたね…。
オタ活はライブが1つ、舞台挨拶が1つ、配信のイベントが2つだったみたいです。前2つは会場が近かったので助かりました。ちなみに3月以降就活が終わるまで宿泊を伴う遠征は封印していました。
大学の授業に関しては、必要な単位は取り終わっていたので、興味があるものを週2コマだけ取っていました。一人暮らしなので、人と話したり外の空気を吸ったりするのは良い気分転換にもなったと思います。
5月
説明会やES提出のラッシュが終わり、今度は怒涛の面接ラッシュがやってきました。GWの週を除くとだいたい週5件くらい。1日に2件入れることもありました。
面接の枠はできるだけ早い時間を取っていました。だいたい10時くらいで、早い企業だと9時半とかも。夜型人間のため早起きはかなり苦痛でしたが、最初の方が印象に残りやすそうだし、他の就活生と比較される心配もないからです。効果のほどは分かりませんが。面接の日程が重なったときも午後にもう1件入れることもできるのでおすすめです。
また、5月には初めて内定が出ました。正直志望度はめちゃくちゃ低かったのでそこまで嬉しくはありませんでしたが、とりあえず卒業後の行き先があるという安心感はありましたね。
ただしそれ以外は全然成果が出ず、中旬くらいに焦って色んな企業にエントリーしました。業界によるかもしれませんが、この時期でもまだまだ受け付けている企業はあります。
オタ活は特に何もしてないですね…GWの後ちょっとだけ帰省して地元の友人と遊びました。
6月
第一志望の企業に最終で落ちる。メールを見たときはヒトカラに来ていて、めちゃくちゃ泣きました。
元々明確な志望順位はつけていなかったのですが、インターンや面接で社員の方の話を聞くたびに魅力的に感じて、いつしか絶対にここに行きたいと思っていた企業。しばらくは落ち込んでいましたが、キャリアセンターの方と面談したり、なぜこの企業に行きたかったか考えて似ている企業を探したりして、立ち直るのは早かったです。そもそも内定がほとんどなかったので落ち込んでいる暇などないという自覚もありました。
この辺りで3,4月から始まった就活のフェーズはひと段落し、終活する人が多かった気がします。一方で6月ごろからは夏選考も始まる(内定辞退の枠を埋めるためとか)ため、情報収集が大切だと思います。
私も自分が『まだ』就活をしているという意識が生まれ始めましたが、そうは言っても行きたい企業の内定がないので、とにかく頑張るしかないという気持ちでした。
このころはESが週3つ、説明会が3件、面接が2件ほどでした。現在の内定先の説明会も6月末でした。また、5月に内定した企業の内定承諾もしました。
そんな中でもライブには行きました。日中は連番してくれたフォロワーさんと遊んで一日中楽しく、翌日も余韻に浸っていました。一番忙しかったのは3,4月ですが精神的にはこのころが一番つらかったので、参加して本当によかったと思っています。
7月
スーツで街を歩くのがつらくなってきます。メイクも前髪も汗で崩れるし、毎回げんなりしていました。
下旬に友人5,6人で集まったとき、私以外の全員が終活していました。マジか…とは思いましたが、みんな優しい人たちだったので普通に楽しんで帰ってきました。
友人の一人に「私は妥協して決めちゃったから、そらねちゃんがまだ頑張ってるのはすごい」と言ってもらえて、そうか、まだあきらめずに頑張ってる私はすごいんだ!という捉え方をできたのがよかったと思います。キャリセンの方には「そらねさんメンタル強すぎない?」と呆れられましたが。
この月はESも少しだけ出しつつ、6月から継続している選考の面接が主でした。週3件くらい。ほぼ毎週キャリセンで面接対策もしてもらっていました。
オタ活は友人を誘ってライブビューイングに行ったことくらいでしょうか。
8月
選考が続いている企業が3社になり、この中のどこかに内定をもらったら就活を終わりにしようと決意。新たに企業にエントリーすることもやめました。
1社は最終でお祈りされたものの、2社目でぜひ一緒に働きたいとの連絡をいただき、就活は終了。8月22日のことでした。
9月
8月下旬に就活は終了していたのですが、既に内定承諾をしていたもう1社に連絡をしたところ、オフィスに呼び出されました。
最終的には辞退を認めてもらえたのですが、ちょっと怖かったです。これも需要があればまとめたいと思っています。
おわりに
本当に記録を列挙するだけになってしまった…。ここまで読んでくれた方、いるんでしょうか。私の就活はこんな感じでした。
冒頭で書いた疑問ですが、
・就活ってだいたいいつ頃終わるものか
→人によるが、6月くらいに終わっている人が多い(私は23卒なので、24卒以降はもっと早期化しそう)
・オタ活はどこまで制限するべきなのか
→月に1,2回ライブに行くくらいなら息抜きにもなるし全然問題ないと思います。ソシャゲのイベランとかは、ESや面接のスケジュールを見て考えた方がいいかもね。
・ピーク時はどれくらい忙しいのか
→本当に忙しいです。朝10時からオンラインで説明会、移動して14時から対面の説明会、合間にES3本提出みたいな感じ。
ちなみに私のエントリー数は約40社、ES通過は約25社、一次面接通過は約15社、内定は2社です。就活って大変だね。
今後このブログをどうするのか未定ですが、質問や感想、要望などありましたらこちらにお願いします↓
それでは、就活生の皆さんの未来が明るいものでありますように。
*1:就職先を決め、就活を終わること